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2009年 03月 23日

住宅瑕疵担保履行法

今年の10月以降に竣工する物件には瑕疵担保履行法という法律が
適用されるのをご存知ですか。

この法律は2000年に出来た住宅品質確保法で定められた瑕疵担保責任が、
その施工業者や販売会社が倒産してしまったときにでも
履行されるようにと出来た法律です。

適用されるのは集合住宅や兼用住宅も含む住宅ですが、
この法律がかかってくると、

注文住宅の場合、工事請負会社に
分譲住宅の場合、売主に
【資力確保の為の保険または供託金】が義務付けられます。

供託金とは10年以上2000万円以上の金額を法務局等に預けておくものですが
過去に引き渡した新築住宅の戸数に応じて供託金も上がっていくので
実際に多く使われるのは保険ということになるでしょう。

保険の場合、着工前に保険の申し込みをして、工事中には検査があり、
竣工後、保険証が発行されるという仕組みです。

保険会社によって保険料は異なりますが7万~10万円程かかりそうです。
負担するのが誰かというのは法律で明記されていないため、
保険に申し込みをするのは施工会社もしくは販売会社ですが、
通常は施主に請求となる形が多くなりそうです。

本日、この法律の講習会に行ってきましたが、まだまだ詳細まで決まっていない部分が
ありそうです。

設計事務所からすると、保険会社により、その設計施工基準が異なるため、
この会社の保険には入れるがこの会社の保険には入れないとか、
建築基準法以上の事が保険で要求されているように見え、
自由設計の妨げになるのではと思う部分です。

最近の建築にまつわる法改正では常に色々と問題が出てきましたが
また問題が出てくるように思えてなりません。
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by ie-sekkeikoubou | 2009-03-23 16:18 | architecture column