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2004年 08月 03日

過去のコラム 6

□ HPの変更で読めなくなってしまった過去のコラムをブログにコピーします。(2007/10/1)

タイトル : 涼しさについて
日付   : 2004.8.3

今年の夏もとても暑い日々が続いているので、夏バテだという人も多いのではないかと思います。
今回はそんな暑さをしのぐ為に、涼しさについて書いてみたいと思います。

まずはじめになぜここ数年、日本の夏が暑いのか、本当に日本の夏が熱帯化しているのか、
地球温暖化やヒートアイランド現象が影響しているのか、といったところについて簡単に。

日本の夏はここ数年暑くなっているとさかんに報道されていますがその原因は地球全体の温暖化と都市化という2つの理由があるようです。 地球温暖化については世界中の気象を変化させてしまったり世界全体の様相を変えてしまうような大きな問題です。都市化における暑さについては都市部とそれ以外での気温の上昇の差をみると都市化よる悪影響がよくわかります。特に都市化によりアスファルト等に蓄えられた熱は夜間に主に放出されるので最低気温が下がらないのです。
何日も連続で熱帯夜が続いたりするのはこれが影響しているようです。
私達はきちんとどうして気温が上昇しているのかきちんと現象を理解し、今後の生活や産業の一つ一つの方向を変化させていかなければならないのではないでしょうか。

つぎに本題の涼しさについてお話させていただきます。
古民家といわれるような茅葺に土壁そして土間があるような家に入ると「なんとなく涼しい」ですよね。
何故かというと、まず分厚く軒の深い茅葺屋根で日射の熱を断熱し、土間により地中に蓄えられた冷気は実際に室温を下げます。ほかにも濡れ縁に出れば自然風による涼しさもあり、打ち水をすればまた違った涼しさもあります。
今現在、都市の真ん中で土間の上に直接暮らす事は難しいかもしれませんが、

例えば、蓄熱床や壁をつかって涼しさを保存したり
遮熱性能をもつ屋根をつかって熱さを遮断したり
窓の前に簾をつけて風を通したり
小窓をたくさんつけて風を廻したり
水を建物まわりに通して建物を冷やしたり

日本古来の古民家のエッセンスを生かして少しでも快適な環境をつくることはできると思います。
そうすることにより無駄な空調機械を減らしたりと、地球温暖化、都市化を改善していく事もできるのではないでしょうか。(河原)
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by ie-sekkeikoubou | 2004-08-03 19:25 | column