□ HPの変更で読めなくなってしまった過去のコラムをブログにコピーします。(2007/10/1)
タイトル : 竹の子
日付 : 2004.4.21
先日、私の実家の竹やぶで竹の子堀りをしました。
大学時代の友人を中心に、その友人の奥さん、彼女、友人と12人集まりました。ほぼ全員が初体験だったので、健気な子供の様なうれしそうな表情と掘れた時の「うぉ~!」という歓声が、竹やぶ中にこだましていました。
私はこの地で育ち、小さい頃は4月のこの時期になると両親と一緒に当たり前のように掘っていたので、懐かしい感じがしましたが、友人たちはみんな初めてのこの体験に非常に満足していました。
竹の子はまさに今が旬(4月の中旬~下旬)ですが、この「旬」という漢字は時として「筍(しゅん)」ともかかれます。上旬、中旬、下旬と1ヶ月の中の10日間を「旬」と表現しますが、竹の子は成長が早く、10日間も経てば成育してしまう為(2週間もすれば中身は硬くなり後に竹として成長していきます)、この「竹」+「旬」で「筍」という漢字が生まれのが由来らしいです。
当日は掘りたての竹の子を、刺身にしたり、ホイルで焼いたりしてビール、お酒と共にバーベ
キューをしながら楽しみました。
今年はまもなくその「筍」が終わってしまいますが、春の恒例としてこれからもこの竹の子堀りを
継続していきたいと思っています。
竹の子といっても2,3ヶ月経てば立派な竹になります。春のうららかな時期に生まれたその竹を今後は自然素材として建築の材料で表現できれば最高ですね。(山田)