様々なところで耳にする温室効果ガスの削減。
その対策の一つとしてエコポイントがありますね。一番身近なのは電化製品(テレビ、冷蔵庫、エアコン、リサイクルなど)で、昨年から始まりました。私も昨年購入したテレビ、冷蔵庫のエコポイント申請をついこの間やりました。面倒くさいと思いつつやってみたのですがインターネットで簡単に出来ました。
御存知の方もいると思いますが、住宅建築、リフォームの際、様々な省エネ設備をとりいれたり断熱効果のある仕様にすると「住宅版エコポイント」が貰えます。
対象は昨年末着工(リフォームは今年着工)した住宅です。環境対策である一方で景気対策でもある政府の方針です。
新築の場合は、30万ポイント(30万円)と高額ですが、省エネの認定基準が設けられていて第3者期間による適合証明が必要となりやや手間が掛かります。(ただその基準は厳しくはないので、エコを意識して取り組む姿勢が大事?)
リフォームの場合は分かりやすく、窓ガラスを断熱性のあるペアガラスに交換しただけでもポイントは付きます。何箇所か交換すれば数万ポイントが付きます。
ただ、ポイントや補助金などに目を奪われて実際の性能や全体コストへの意識が薄れてしまうと全く意味がありません。地域やロケーションなどよっては、自然通風により快適に暮らせたり、窓の位置や間取りの形状、自然光の採り入れ方によっても室内環境は変わります。必要ないのに断熱性能が高いものを使い逆にコストが高くなっていまう場合もでてくると思います。
住宅は高額なものですので新築やリフォームをしたいと思っている人が、「住宅にもエコポイントがある」ということが頭の片隅にあればいい程度だと個人的には思います。エコに対する意識を持っているということが一番大切なのかもしれませんね。